まじわるくらし



こんにちは、シェアハウスを泊まり歩く、
都内バックパッカーヤマモトです。


皆さんシェアハウス、と聞くとどんな場所を想像するでしょうか。

テレビで放送された、テラスハウスを想像する一方で、
学生寮や社宅などを想像する方もおられるかもしれません。


また、シェアハウス以外にも、
オフィス、アトリエ、カフェ、シアターなど、
「シェア」する文化が広がりを見せています。

今回は、そんな「シェア」する暮らし方に焦点を当て、
イベントを行いました。

 


0.そもそも「まじわるくらし」とは?

シェアハウス、と聞くと、まず「家賃が安い!」ということが頭に浮かびます。しかし、シェアハウスに住んでいる人って別に、「ただ安いから住む」だけじゃないな、と思います。シェアハウスに一泊すると分かるのですが、活動的なところは、その日のうちにイベントができたり、ディスカッションして、価値観を刺激しあったり、仕事をつくったりします。

そんな暮らし方を価値観や感性が交わるなぁ、と思い、僕らは、「まじわるくらし」と名付けました。



1.今回のゲストの方々

今回は、「ただ安いから入る」という事業型シェアハウスではなく、お互いの価値観が、まじわるような
シェアハウスやシェアスペースを運営されるステキな3名の方をゲストでお招きしました。



家入一真さん


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シェアハウス「リバ邸」を各地方に展開中です。リバ邸に泊まりましたが、今回のイベントも、まさにその場でイベントの詳細ができました。(リバ邸について、前回の記事は→コチラ




ちゃんもも◎さん

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アイドルでもあり、DJとしても活躍され、「バンドじゃないもん」でも、ご活躍中、現在は渋家(シブハウス)七代目代表です。

渋家は、シェアハウスとコワーキングスペースを融合させたような、住居です。毎月のイベントでは、いろんなアーティストが来ます。地下には、DJブースや防音設備の整った、スペース「クヌギ」もあり、住居、という枠には収まらないかもしれません。(渋家について、前回の記事は→コチラ




ミナモトユウキさん

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株式会社妄想作戦会議室の代表取締役です。

シェアハウスをいろんなところに展開しており、代表のミナモトさんは、一人暮らし経験まさかのゼロ
実家を出られた後は、学生寮、その後は、シェアハウス暮らしです。(最近手がけた麻布のシェアハウスは→こちら






2.既存のコミュニティに、なじめるか?

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シェアハウスって何となく、楽しそうな気がするものの、いざ、入るとなると、気になることが、ズバリ「そのコミュニティに、なじめるか」です。

シェアハウスに入居する、ということは、既存のコミュニティに入っていくことなので、なかなか労力が要ります。(転校生の気分ですよね)そして、今後もしかしたら24時間一緒に過ごし続けないといけないかもしれません。




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いろんなシェアスペースを管理されているミナモトさんは、
やっぱり入居の時が一番大事
と言われました。

そうですよね、入られてから、「なんか違う」となるより、入る前にだいたいの意識は共有しておきたいものです。シェアハウスに入る前、多くのシェアハウスが面接は行っているようですが、渋家では、より渋家を知ってもらうために面白い取り組みを行っていました。

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渋家では、1週間体験入居をしてもらうそうです。

ちゃんもも◎さんは、自身は渋家に入る際、気にはならなかったものの、やはり来られる人の中にも、「やっぱり共同生活があわない」「渋家があわない」って方もおられるそうです。だからこそ、渋家に参加する人には、1週間体験してもらうことを推奨しています。1週間の体験入居では、良いところは、そのシェアハウスの面白いところはもちろん、1週間滞在すれば、渋家の良いところだけでなく、少し不便なところにも気づくことができます。例を挙げるとするならば、お風呂の待ち時間が長い、などです。また、外向きの顔だけでなく、私生活も垣間見えることも、なじみやすくなる一つです。



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家入さんは、
そのコミュニティに飛び込むと覚悟するなら、
自分の力で、そのハードルは超えてほしい
との言われていました。かんがえてみれば、他人と一つ屋根の下で暮らすのに、ある程度の覚悟も必要な能力ですよね。
リバ邸は、駆け込み寺、と言われている分、誤解されがちですが、「変わろうとしている人に対して開かれた家なんだな」と家入さんのお話をお聞きして感じました。



時にぶつかる、多様な価値観も(続きを読む)