今、都内で働く地方出身者も、

「退職したら、地元へ帰ろう」

と思っているヒトが多く、
地方では、働き手の人口が減り、高齢化が進んでいます。
地方のビジネスって成り立たないんでしょうか。

探していたら、面白い会社、見つけました。

その名も、
「株式会社地元カンパニー」

これだけで、ちょっと行ってみたい事ないですか。

ということで、実際、いってきました。

ざっくりいうと、

外貨とヒトを地元に流すことを仕事にしています。

地方の外からお金を持ってくることを
「外貨」って、表現されているところがまた面白いですよね。



では、どうやってその「外貨」を獲得するか。
JAなどに委託し、既存の流通に乗せるのもひとつですが、
地元カンパニーでは、もうひとつ面白い取り組みをされています。



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見せていただきましたが、カードになっており、
その地域の農産物や加工品、

そして、生産者とその物語が書かれていました。

コンビニやスーパーでご飯を済ませるご飯より、
誰がどんな風に作っているか、わかったほうが、
おいしく感じます(し、だいたい、そういうものの方がはるかにおいしいです)。


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このカード、
結婚式の引き出物や地元企業のお中元やお歳暮などで使われているみたいです。



また、地産都消を応援すべく、
地元のおやつ地元商店なども行われています。







そして、外貨獲得と同じくらい大事なことが、ヒトを地元に流すこと。

(今回お話してくださった方が言われていました)

地元って仕事がない気がするんですよね。
 

関東に比べたら少ないですし、
大企業も関東のほうが多いですよね。


でも、地域でいろいろ探してみたら結構ありますし、良い人が居るなら是非!
って、いわれるところもあります。
 

意外でした。田舎は、仕事がどんどん減る一方だと思いましたが、
地方は、生産人口が少なく、実際困っている人も多いそうです。

また、こんなお話もございました。

ただ一度、東京に来ると、地方に戻りにくいことも、あるかもしれないですね。
仕事が見つけにくかったり、
相談できる相手が少なくなったり。


実際、都会のほうが仕事が多い気がするのは、

地元には顕在化した情報が少なかったり、

親に、「仕事ないから」って言われたり、
後は、ハローワークは取り扱う求人に特徴が見えにくくて、いい仕事がないように見えたり


そういった理由が挙げられます。

地方と都会では、少し時間感覚が違うので、ライフスタイルが変わって価値観が違うと、
相談も、しにくいかもしれません。
たとえば、地方の方が結婚が早く、まだバリバリ働きたいけど、地元に帰ったらみんな所帯持ち、とか。

また、こうもお話されていました。


地元に帰りたいって気持ちは、断片的で、
忙しい日々の中で忘れてしまうこともあるのでは、ないでしょうか。
 


確かに!
これには響きました。
たとえば、結婚式や長い帰省や同窓会のとき、とかに断片的に

「あー、やっぱり地元はいいな」と思います。



教えていただいたことをまとめると
なかなか、帰りたいって思っても、情報がなかったり、気持ちが続かなかったり、
帰ってもやりたい仕事に就ける自信が持てなかったりします。





じゃあ、どうやって、ヒトを地元に流すか

そんな、「帰りたいけど帰れない」人のためにある、
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「地元準備室」


ネーミングが素敵です。




ここでは、実際に、活動された内容も見ることができます。
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地元に帰りたい男子シンポジウムって面白そうですよね。
ちなみに、女子シンポジウムもあり、三回目が終わったところみたいです。

ここでは、先ほどのお話にあったような、

「なかなか、帰りたいって思っても、情報がなかったり、気持ちが続かなかったり」そんな不安を
みんなで共有する仕組みがあります。



また、こんなコンテンツも提供中
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「セガル・セガーレ」




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ネーミングがつぼです。


都内に居る、農家のセガレ(息子)とセガール(娘)の地元のものを
売るという取り組みです。

東京と地元のつながりができるということは、
地産都消の面から見てもいいですが、
地元と東京を気軽に行き来するという意味でもいいですよね。








まだまだ知りたい方は、是非地元カンパニーさんのホームページをご覧ください。


最後に、
何の目的もつけず、飛び込んだ僕に、温かいコーヒーを入れてくださり、
またお忙しい中、お時間をいただきました、地元カンパニーの方々、
本当にありがとうございました。

相当、怪しかったと思いますが、
都会の冷たさにやられていた僕は、
皆様の暖かい雰囲気で、和みました。


「今年の年末年始は、きちんと地元に帰る」
ことにいたします。