こんにちは、フリーターやニートによく間違われます、ヤマモトです。
平日休みですが、きちんと正社員で働き税金を払っています。

今日は、知人に紹介してもらい、
若新さんに働き方の変化について、お話をお聞きしてきました。
 

 



<0>.そもそもゆるい就職とは
 

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(ゆるい就職:http://yurushu.jp


ゆるい就職、とは、「週3日で働き月収15万円」というワークスタイルのことです。人材派遣の会社が実験的に始めた取り組みで、25歳まで、という年齢制限を設けていました。

考えてみれば、「就職したら必ず週5勤務」というのは、当たり前に思っていましたが、別にそこまで一つの会社で稼ぐ必要も無いのかなという気もしてきます。

そんな、ワークスタイルの提供が今回の「ゆるい就職」でした。



<1>.ゆるい就職の実情

ゆるい就職は、広く受け入れて、説明会などには80人程度の方が集まりました。その中で、実際就職したのは10人くらい、とのことで、若新さんいわく、
「決して多い人数では無かった。」
との事ですが、選考もなく集めた人を新しい働き方で就職させたので、この就職率は高いのでは、とも思います。



<2>.若新さんの「ゆるい就職は、こうすれば良かった」という点

「今回は、25歳以下にしぼったけれど、29歳以下でも良いかな」
とお話されていました。理由としては、「働いた事の無い人より、ある程度就業経験もある方が、企業の負担も少ない」との事でした。

新卒も多かったが、どうしても新卒は企業に対して幻想を抱くもの。実際に働いた事のある世代の方が、就職率が良かったそうです。

自由なワークスタイルを確立するには、ある程度の社会人経験は必要なのだと思います。

「次は、ゆるい転職にしようかな」と笑いながら、お話しされていました。



<3>.NEET株式会社も気になる。

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(ニート株式会社ホームページ:http://neet.co.jp

若新さんといえば、NEET株式会社(ニートカブシキガイシャ)という面白い取り組みもされてました。
ニートを全員、取締役にした、NEET株式会社は、その後どうなったのか、気になりました。

事業内容は、ニートをレンタルできたり、人生が詰んだ人が作ったゲームを販売したりしています。
ご興味ある方は、ホームページをご覧下さい。



<4>.NEET株式会社はどうなったのか。

法人立ち上げ当初、165人のニートが集まりました。

若新さんの予想では、
「一年経っても、全然儲からないから、辞める人多いんじゃないか。」
とお話しされていました。

そして、一年が経ち、「続けますか?辞めますか?」
と、確認をしたところ、辞めると答えた人は、たった15名。

結果、150名のニートが取締役として、会社に残りました。


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売上高、まさかの92万8000円。従業員160名なので、1人あたりに換算すると、年収5624円
しかも、経常利益ではなく売上総額なので、年収にすると、これよりも減ります。



<5>.結局、株式会社にする意味は、なんだったのか。

きっかけは、「面白そうだったから。」という理由で作った、NEET株式会社ですが、一年経ち、ニートの多くはそこにとどまる事を選択しました。

なぜ、ニートが会社にとどまったか、若新さんにお聞きすると、
「共感できる人が欲しかったのだと思う」
との事でした。

多くの人は、人とのかかわり合いの中で生きるのですが、ニートは世の中の人口の1〜2%と少数派であるが故に、居場所が少ないと言われています。また、一口にニートと言っても、全て同じ性格ではないですし、ニートになった背景も違います。世の中で少数派となるものの、他の人と共通点がある訳ではなく、集まる理由も特にはありませんでした。



<6>.NEET株式会社における、若新雄純さんの役割。

若新さんは、NEET株式会社の代表取締役(年俸210円)、
NEET株式会社でされている仕事は、「とにかく関わり続けること」とのことで、人が集まれば、やはり衝突はあります。そこに、介入するのではなく、あくまでニート同士のやり取りに関わり続けるだけで、仲裁したりはしないそうです。

衝突しっぱなしにする、というのは、なかなか勇気が要ります。



管理しない、会社経営。今後NEET株式会社がどうなっていくのか、気になるところです。