この間、たまたまイベントの会場になっていたカフェが面白かったので、
記事にしました。

このカフェなんと 
レーザーカッターがおいてあります。


fab
丁寧に、スポットライトがレーザーカッターに当たるようになっています。 



“FabCafeでは自由にものを作ってみたい方のために、
レーザーカッターを自由に使えるチケットをご用意しています。”



どういうニーズなんでしょう、と思ったのですが、なかなか、人が来るみたいです。


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このカッターは、なかなか万能で


木製のものや金属はもちろん、
ジーンズやMacbookまで
多彩なものを彫れます。





そもそもFabとは、

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MITの教授がつくった造語です。
ファブなんたら(すばらしい)と、ファブなんたら(造る)を組み合わせた言葉です。
(ごめんなさい、カタカナ苦手で 忘れました。)

FabLABOっていうのが発祥らしいです。

FabCafeは、株式会社ロフトワークが運営しています。
始まったきっかけは、FabLifeを書いた田中浩也さんの生徒がロフトワークに
「カフェを作りたい」
と、言い始めたことがきっかけです。



なぜカフェなのか

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工房だと、なかなか気軽に使ってもらいにくいため、カフェになりました。

現在は、土日は争奪戦で、早い者勝ち。 
FabCafeは、バズられ、海外のメディアに取り上げられました。
その記事が元で、現在は、バルセロナや台北にもFabCafeがあります。 




未完成でhackする部分の多いハコ


単に、工作機械を使うだけなら、キンコーズでもできますが、
クリエイターはあえてここに来ます。
その理由は、「カフェで商談できるから」ということもあります。

が、

一番の理由は、
未完成でhackする部分の多い為、クリエイターの関わる余地が増える。
とのこと。

これは、面白いなと思います。
未完成だからこそ、クリエイターが関わり、
自分の作品がどんどん残り、結果、それが次に来る人のアイデアを刺激します。
それこそが他の工房には、ない良さなのかなと思います。



未完成といえば、もうひとつ。

キッチンが少し小さめで、
建物の別のフロアにキッチンをおき、ケーキを出しています。
(ケーキ美味しかったです。)


何で、わざわざこんなことになっているかと言うと、
“レーザーカッターを本来キッチンがある真ん中の場所に置いたため” 
とのこと。

Fabにたいしてのこだわり、強すぎて素敵です。



そして
“今後は3Dプリンタも導入し、もっと楽しく、思い通りにものづくりを楽しめるようになります。”
 と、まだまだ加速するようです。