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働き方って様々で、つい隣の芝が青く見えます。

日本人は、割合、働くに対して、ネガティブなイメージを持っているのではないでしょうか。
そんな働き方について、コミュニティデザイナーの山崎亮さんの講演があったので、行ってきました。
今回は、

「新しい働き方をみつけよう。」

という本の出版を記念した、いろは出版主催、
山崎亮さんのトークイベントに行ってきました。


<0>.そもそも山崎亮とは。


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(ご登壇された、山崎亮さん)


山崎亮さんは、コミュニティデザインやソーシャルデザインをお仕事にされています。
もともとは、建築の仕事をされており、公共空間の景観デザインをされていました。

現在は、株式会社Studio-Lの代表取締役と東北芸術工科大学教授をされています。



<1>.コミュニティデザインとは。


コミュニティデザインとは、皆さんコミュニティをデザインすると思われがちですが、
コミュニティでデザインするものです。
(僕も、コミュニティをデザインするのだと思っていました。)

位置づけとしては、プロフェッショナルとアマチュアの中間です。

例えば、道路が汚れていると、市役所に電話し、清掃課の人に掃除してもらうとします。
が、コミュニティデザインは、その地域の方が、街をきれいにしていくイメージです、

プロに全部お願いするのも良いけど、そこに関わる人が自分でできれば
一番、良いよね、っていうことがコミュニティデザインの根本です。

なぜなら、地域の人が関わり続けることが、その地域がより良くなるための方法だったりします。
プロフェッショナルが作るプロダクトをお金で買うだけではないです。




<2>.株式会社studio-L



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(新方式、と語る山崎さんのパワーポイントと事例集)


山崎さんの表現されるのは、現代のギルドのイメージです。

ギルドというのは、中世の職人の集まりです。
株式会社ではなく、個人事業主として働いていました。
また、一人前になるまでは、マイスター(親方)が育てます。

Studio-Lは、個人事業主の集まりです。
山崎さんが語られるのは、
「自分自身が、自分の雇い主になる感覚」
と表現されていました。
(そうなると、自然に意識も高くなりますよね。)

これには、個人のモチベーションにかかわらず、もう一つ意味がありました。

社員ではなく個人事業主、とした理由としては、地域の人は、皆個人事業主であるから

だそうです。

対等な立場で話し合うためには、相手を理解できる立場にいないといけませんよね。


個人事業主になる、ということは、
確定申告を自分でしなければなりませんし、
働かなければ、給料に直結します。

それでも、個人事業主だから、自分たちの働きたいときに働きたいように働くことが可能になります。

働き方を選べる、ということは、次世代の新しい働き方なのかもしれません。




<3>.山崎亮さんにとってのサラリー、とは



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(今回のいろは出版代表の詩人のきむさん)


サラリーの語源は、実は、「塩」です。
労働の対価として、塩をもらっていたことに由来しています。


例えば観音寺(日本の商店街の先端をいきます。)の人口衰退で、
シャッター通りになってしまった、商店街を盛り上げたりしている、
山崎亮さんですが、実は、「ぼろ儲けの仕事」でした。


山崎さんの考えるサラリーは、

仲間・先輩・友達・食事・地域の贈り物・知恵・技術・感謝の言葉・業務上の費用

です。

ですので、ぼろ儲けと言われていました。

(豊かに働きたい、と思う時の豊かって経済的なものだけじゃないですよね。)


つまるところ、サラリーとは、もしかしたら、お金じゃないのかなと思いました。

もともとは、自営の多い、国民性だったのにたいし、
8割ほどがサラリーマンとなったのも、
サラリーマンが増えたのも、ここ100年ほどの話です。



<4>. もし、山崎亮さんがサラリーマンなら。



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(今回の出版の際、20代と50代にアンケートを取りました。)



とはいえ、山崎さんは、社長なので、働き方を自分で選べるなぁと思ったので、質問しました。

「もし、山崎亮さんがサラリーマンなら、どう仕事を面白くしますか」

そう聞くと、

僕は余計な工夫をルーティンの中に入れ、勝手にクリエイティブにします。

と言われていました。

なるほど、山崎さんらしい、ご回答でした。

落ち葉ひとつ拾い一つにしろ、何にしろ、クリエイティブにされるんだろうな、と感じました。


山崎さんみたいに代表をされる方だけでなく、僕らサラリーマンにとっても、
自分の関わる余地を増やし、仕事を楽しむ姿勢
というのが大事なのかもしれません。

そして、その形のひとつに現代のギルドが必要なのかも、と感じたヤマモトでした。