こんにちは。ヤマモトです。
僕はシェアハウス3棟の大家、2棟運営しています。

僕たちの運営するシェアハウスのいくつかは、大家が募集しない形式を取っています。
つまるところ、現住民しか入居希望者を募集できません。

なぜこんな意味不明なことをしているか、
という話をする前に、住宅とコミュニティの話をしたいと思います。


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1.住宅とコミュニティは共存しない

シェアハウスには「コミュニティ」という機能と「住宅」という機能があるのですが、住宅として住み続けたい、ということと、コミュニティとして良いものである、ということが必ずしも共存しません。

良いコミュニティとするために、箱が合わなくなってくることもあります。
持続させるためには「良いコミュニティ」のための目的が邪魔になることもあります。

1つ例を挙げると、シェアハウスに入ってから、友だちや恋人を気軽に呼びにくくなった、という声が有ります。5~20人くらいのシェアハウスだと管理会社によっては、人を泊めることができません。(もしくは宿泊費が有料のところがあります。)
これは水道光熱費や備品代が掛かることの他、盗難や破損などトラブルのリスクが上がる為です。

(20名を越えて来ると、シェアハウスというよりも、個々の部屋の独立性が高く、通常の賃貸住宅と大きく変わらないため、そこまで細かく管理されません。)



2.良いコミュニティには自然と人が集まる

一方で、良いコミュニティを考えたとき、良いコミュニティには自然と人が集まってきます。

サークル、会社、アルバイト先、オンラインサロン、なんでも良いのですが、良い組織、つまり良いコミュニティには人が集まってきます。

活動が楽しいだけではなく、なんとなく参加しやすかったり、活動時間があったり、いろんな要素があるのですが、一番はやはり人で、参加すると気持ちいいメンバーがいることが良いコミュニティの条件なんじゃないか、と思っています。

人が増えると、コミュニティ内の役割も変わります。
より多くの人を巻き込めるよう、情報の移動が増えたり、個々の役割が分化し小さくなったりします。
人によっては、組織が大きくなることに抵抗したり、去る人もいるでしょう。

人が増え続けることが必ずしも良いコミュニティではないのですが、良いコミュニティには人が集まります。


さて、冒頭の大家が住民を募集できない、住民のみが入居者を決めることができる、という形態ですがなぜこんな意味不明なことをしているかというと、住民を募集する為に、コミュニティがあるのではなく、良いコミュニティを支える為の箱として、シェアハウスが存在するか、という実験をしているからです。



なので、今いる住民が去れば、全く別のコミュニティになるだろうと思います。
また、人に迷惑かけない範囲であれば辞めても良いなと思っています。

シェアハウスを維持する、ということよりも、良いコミュニティに所属したい、という意識が最近つよいヤマモトでした。